怒るときにどうしても怒ってしまう...怒らない伝え方 後
レッツコミュニケーション
こんにちは、たんたんです。
コミュニケーションしてますか?
今回は、前回の続きです。
怒らない伝え方10のポイントについて研究をしていこうと思います。
◎怒らない伝え方10のポイント
1,何を一番言いたいのかはっきりさせる
怒りが湧いてきたとき、何に対してどう感じたのか、本当はどうしてほしかったのかをはっきりさせましょう。
○「この資料はお客様のご要望に合うように、こんなふうに仕上げてほしかったんだ。今後大切な仕事を任せようと思ってたから正直不安になったんだ」
×「入社3年目なんだから、普通はこれくらいできるよね」
2,自分の本当の気持ちを言葉にする
自分の感じた気持ちをそのまま伝えた方が、変にオブラートに包むより、相手に響きます。
○「休日に出かけてばっかで寂しいな。僕・私も一緒にどこかへ行きたいんだ」
×「なんで出かけてばっかなの⁉あなたは僕・私といるより友達といる方が楽しいんだよね...」
3,相手の人格ではなく、とった行動に注目する
相手そのものを否定するのではなく、その人がとった行動についてどう感じたのかを伝えましょう。そうすれば相手も改善するポイントがわかりやすくなります。
○「チームで決めたルールは守ってほしいんだ」
×「本当にいいかげんだよね」
4,注意するときは、何がどう伝わってほしいかを具体的に伝える
注意をするときは、相手に誤解されずに伝えるには改善ポイントを具体的に伝えることです。
○「今日は大切な会合だから、襟のついたジャケット着用で黒のパンプスで来てくださいね」
×「ちゃんと・しっかり・きちんと」
5,「私はこう考えています」という言い方をする
「私は」という主語で伝える方が、言いたいことが率直に伝わります。
○「僕・私は君に、○○してほしかったんだ」
×「君がこうしてくれればよかったのに」
6,言葉だけでなく、態度にも気をつける
言葉が同じでも、態度によって相手への伝わり方はまるで違ってきます。
○「僕・私はあんなことを言われて、正直なところ傷ついたよ」
×「怒ってないよ」←言い方、表情が不機嫌
7,相手と対等の関係で伝える
自分の気持ちを伝えるときは、立場、キャリアの違いで振り回されずに、対等なひとりの人として向き合うようにしましょう。
○「恐れ入ります。僕・私は突然のこの判断には、少々困惑しています」
×「こんなことを言っていいのかとても迷っているのですけど...悪く思わないでほしいのですけれども...」
8,怒りはキャッチボールで伝え合う
怒りが湧き、その気持ちを伝えたいときに、相手を打ちのめそうとしないことがとても大事です。
相手もこっちに意見のボールが投げられる余地を残しましょう。
○「もっと子供に関心をもってもらいたいの。私一人にまかされることが多くて大変なのよ。子供と一緒に出掛ける時間をとってくれない?」
×「あなたは子供のことなんて全然考えないで、仕事にしか興味がないのよ‼父親として失格よね‼」
9,「自分が正しい」という気持ちで話さない
気持ちを伝えるときの目的は、「自分が正しくてあなたが間違っている」ということを認めさせることではありません。
「こうしてほしいんだ」という要望を伝えた方が、怒らずに、意図をわかってもらうことができます。
○「こういうときには、自分から動いてお客様をお待たせしないようにしてね」
×「普通こういうときは、自分から動くべきだよね。なんでこういうふうにしなかったの?」
10,相手の怒りに過剰反応しない
怒らない伝え方をするには、「相手の怒りの感情は相手のもの」だととらえましょう。
これができると、相手の態度に振り回されずに落ち着いた対応ができ、不毛な言い合いを防ぐことができます。
相手:「だいたいあんたはこっちの言うことがわかってないんだよ」
○「恐れ入りますが、わかってないということは、具体的にどういうことなのか、教えてもらえませんか?」←落ち着いてゆっくり
×「何がですか?こっちだってちゃんとやってるんですけど‼」←売り言葉に買い言葉で
「.....(なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ‼).....」←黙りこくる
いかがだったでしょうか?
この10のポイントが抑えられたら皆さんは怒らずに伝えられるかもしれませんね。
次回は「感情別 相手に伝わる9つの言い方」について研究をしていこうと思います。